旅立ちの季節。
みなさまこの季節ってどんなイメージですか?
わたしは死にそうです←は?
なんか冬から春に移行するこの季節は、冬の中に春の匂いが香るとすっごくそわそわします。
ワクワクというよりかは、そわそわ。
ちょっとしたことで涙が出たり、不安になったり、毎日死ぬかもしれない(←死にません)と思うくらい気分の起伏が激しいです。
学生時代はこの気持ちに共感してくれる人が少なかったけど、徐々に共感してくれる人が周りに現れるようになり、いまでも季節の変わり目になると、
「来ましたね」
と連絡やりとりさせてもらえる人がいます。
本当に共感してくれるってありがたい。
さてさて、そんな季節はやっぱりそーゆー心の琴線に触れる作品が多く上演されているな、と感じます。
DEAD STOCK UNION Produce Vol.38
「微笑みを分け合えば雨はあがる」
観劇。(多少ネタバレあるのかも)
DEAD STOCK UNION (以下、デッド)わたしが上京して、初めてお世話になった団体です。
当時の事務所の社長が懇意にしていた俳優、元木行哉さんとのご縁で参加させていただきました。
今回、元木さんが東京を出て移住されるということでデッドの舞台は一旦これでお休みされるとのこと。
出会った頃からデッドの看板を背負っていた元木さん。(そして、クソほどお世話になった、、、!)
元木さんのあたたかい芝居と共にあたたかいお話をいつも観に行かせてもらいました。
座組の方々もあたたかい方ばかりで、今回は以前使った小道具なども置かれており、元木さんのメモリーとも言った装飾が舞台にたくさん散りばめられていました。
物語は自殺願望のある(らしい)人たちを更生するカウンセリング施設みたいな場所で、元木さんはその施設のカリスマカウンセラーの役。
カリスマカウンセラーによって、気づかないふりをしていた、また気づきたくなかった自分と向き合い、生きることとはなんなのかを考えていく作品だと思っています。
とはいえ、そんな重たいというか固い作品ではなく、テンションの高いよくわからない人たちのドタバタに巻き込まれていった結果、観終わったあと「もっと生きたい」だったり「いま自分の周りにあるすべてのものに感謝したい」という気持ちにさせてもらえます。
この作品はシリーズ物で今回3回目とのことです。
いつも泣かされるんですよ、このシリーズは笑笑
生きるって、需要がないと難しいよねって話だなって思いました。
相手がいることで生きていられる。
それは人かもしれないし人じゃないかもしれないけど、
「ただ生きる」って本当に強さのいることだと思う。
自殺願望は特にないけど、少なくともわたしはこの作品で描かれていることに(本の意図とは違うかもしれないが)すごく頷けた。
「死にたいということは、もっと生きたいということだから」
というセリフは胸に刺さりました。
だからこそ誰かが何かが生きたいと思えるパワーになる。
人は1人では生きていけないけど、
人は誰かと一緒ならもっと強く生きていける。
元木さん扮するカリスマカウンセラーが見事に救ってくれたように思います。
しばらく元木さんがいるデッド観られなくなるのめちゃめちゃ寂しいけど、またお会いできる日を心から楽しみに!
デッドのお芝居は、
3/24(日)まで開催!
まだほんの少しお席あるみたいです!
まだ間に合う!笑笑
http://dsu.lovepop.jp/contents/stage.html
余談。
ミーハーみたいだが、写真ご一緒した笑笑
元木さん、どうかいつまでもお元気で!
いままでめちゃめちゃお世話になりました!
本当にありがとうございました!!
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