どうも蜂矢です。

ついに発売しましたね!
B’z NEW ALBUM

「NEW LOVE」

私も先日購入しまして、
ガッツリ聴いている最中です。

全曲をさっくり聴いた感想ですが、
「古いのに新しい」です。

アルバム全体の雰囲気としては
70’s、80’sのRock and Roll &Hard Rock

この時代によく発売できるなと思います。
B’zだからできる芸当ですね。

そしてなぜ「古いのに新しい」なのか、
70’s、80’sの雰囲気を持っているのに
サウンドが全然古く聴こえない。
むしろ進化したB’zサウンドが聴こえてくる。

前作「DINOSAUR」これは悪い言い方をすると
いつも通りのB’zサウンド。
結成30年の集大成というイメージ。

そして31年目の今作は
B’zのルーツを聴くような感じ。
松本さんが好き勝手に作って
稲葉さんがそれに乗ったイメージ。

2人が聴いて育った音楽を
30年という年月をかけ消化し
我々に聴かせてくれるような。

31年目からはこんな感じで行くので
どうぞよろしくって言われているような気がします。

では、
NEW LOVEで好きな曲を
いくつかレビューを交え紹介します。

デウス

イントロから松本さんの
豪快なギターが鳴る1曲。

イントロの荒々しさに比べ
サビのメロディが少し切ないところが好き。

なんと言っても
ソロ前のセクションがいい。
稲葉さんのブルースハープを交え
ジャムでも始まるんじゃないかと思う
ワクワクさせる展開へ。
ドラムのブライアン・ティッシーの
リズムがとても気持ちいい。

そして叫ぶような
チョーキングから始まるギターソロ。
いつもの松本節も聴こえ
思わずニヤケてしまう。
やっぱりフレーズが素晴らしい。

MR. ARMOUR

ARMOURは被甲、防護具って意味らしいです。
歌詞は稲葉さんが書く内容では割と珍しい
女性目線となっている。
恐らくいつまでも本音で語れない
女々しい男性に対しての想いではないでしょうか。

曲調はまさにRock and Roll
イントロはギターリフのみで始まり
ワウを使ったフレーズを合図に
8ビートで疾走する気持ちのいい曲。

ブリッジのハネたリズムに合わせた
メロディ、フレーズがとても好き。

Da La Da Da

イントロは’13年のLIVE-GYMで
OPを飾ったEndless Summerを彷彿とさせる
フレーズでスタート。

そのまま行くのかと思えば
’06年のMonsterを思わせる
怪しげな展開となる。

このソロが今回のアルバムで一番好き。
ストリングスの怪しいフレーズと
重厚なサウンドが何とも言えない
妖美な雰囲気を醸し出しています。

Rain & Dream

ブルージーなフレーズで始まる。
B’zでは珍しい6分越えのメロウな曲。

この曲は
ゲストで参加している
エアロスミスのギタリスト
ジョー・ペリーが素晴らしい。

稲葉さんのシャウトを合図に始まる
2人のギターの応酬が最高。
松本節全開の大胆なフレージング、
全世界を魅了するセクシーな
サウンドのジョー・ペリー。

もういつまでも続けてください・・・

SICK

今作で1番好きな曲。
ブラックミュージックの雰囲気を
持ったこの曲はB’z初期にあった
ダンスミュージックとロックの融合
と言うコンセプトの最新版といった感じ。

サビでの歌とギターのユニゾンが
何故か癖になると言うか気持ちいい。
メロディもなんか懐かしい感じがして好き。

ギターソロはとてもシンプル。
でも大好物です。
スライド、チョーキングだけで
聴かせるフレーズが弾ける
松本さんは本当に尊敬します。

ラストの稲葉さんの
連続シャウトも圧巻です。
本当に調子悪かったんですか?
と言うくらいにかましてくれます。

はい、以上になります。
先行で聴くことができた
「兵、走る」「WOLF」「マジェスティック」
は外しました。
「デウス」もタイアップでしたが
全く聴かなかったのでね。

今回のNEW ALBUMでは
勇気を貰うことができました。

B’zだから許された部分もあると思いますが
こんな好き勝手にROCKを作っていいんだと。
俺が夢見たことを実際にやってくれる2人は
本当にHEROです。